マリンバの魅力
マリンバは打楽器に属しますが、メロディ・リズム・ハーモニーを兼ね備えた楽器であり、強いて例えるならピアノに近い存在です。土着民族の楽器ですから、その種の民族音楽において、又ジャズやラテン音楽においてその特長を充分に発揮させることが出来ます。
まだ、楽器が確立して100年程度しかたっておらず、ショパンやモーツアルトの時代に確立し目に止まっていれば、ピアノ以上の普及をはたしたと思われます。
近年、その素晴らしい音色が認められクラッシック曲やポピュラー曲のアレンジ曲、オリジナル曲が数多く発表されています。
その音楽表現は、マレットの大きさ・固さ・材質を変えることにより多様な音色ができ、2本以上のマレットで演奏できるテクニックを身につけることにより一人でメロディーとハーモニーを表現できます。
このように、マリンバは多種多様な音楽を表現できソロ楽器としても他の楽器とのアンサンブルにも演奏可能です。また、基本的に木の音板を叩くという演奏方法ですから、老若男女を問わず始められる楽器です。素朴な楽器であるからこそ奥の深い楽器で、ピアノ以上にステータスを持った楽器と言っても過言ではありません。
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